このブログは、節約をしたい! 倹約家になりたい!という人の為に、簡単なマインド(考え方)の変化によって節約をする習慣がつく方法をお伝えする。
わたしは、社会人開始と同時に数百万円の借金(親への学費の前借)を背負っていたが、それを見事に完済した過去実績がある。その時に、社会人始まりたての数年、そんなにお給料ももらえない中で、どのようにお金のやりくりをするのか考えた末に思いついた方法がこの方法である。
とても簡単な方法であり、今からでも実践できる為、是非とも皆さまの生活に取り入れて頂きたい。
お金を使わなかった日(No Money Day=NMD)を貯める
今日の合言葉は、「あなたはNMDを貯めてるかい?」である。
NMDとは、「No Money Day(お金を使わない日)」の略であり、既に倹約家、節約家のなかでは当たり前の言葉になりつつある。我々は、何も使っていない日を貯めることにより、お金を貯めているのである(無から有を作り出す錬金術師のようで、とても怪しい感じがするが、なにも怪しくはありません笑)。
例えば、一週間で3NMDを貯めるとしよう。そうすると、お金を使っている日は、4日である。つまり、NMDの3日間は何もお金を使っていない為、お金を貯めるのに貢献をしてくれているのである。もっと単純な話、もし私が”こどおじ”(実家の子供部屋に今も住み続けて親のすねをかじっているおじさん)だとして、基本的な生活費は全て親が負担してくれて、ずっとバイトの生活を送っていたとしても、毎日部屋に引きこもってゲームをしているだけ(7NMD)であれば、お金は貯まり続けるのである。
そうは言っても、全くお金を使わずに生きることが不可能なことは百も承知である。生活に必要な生活費は基本的に絶対にかかってきてしまう。だから、自分の中でNMDの定義を作るのである。
ちなみに、わたしのNMDの定義は
生活に必要な生活費以外に、娯楽などでお金を使わなかった日=NMD
である。
これを1か月に10日間つくることを、自分の中での毎月の目標としている。夜に日記を書くときに、今日もNMDであったとなると、嬉しくなり、ゲーム感覚で目標達成を目指すことが出来る。サッカーのDFやGKのように、「ずっとゼロを守り続ける」、という考え方だとモチベーションを維持するのが難しい為、「NMDという得点をいくら決められるか」という攻めのマインドで日々を過ごしているのである。
人間は「してはいけない」と言われると「したくなる」生き物
そもそも人は、「~~をしてはいけない」と言われると、「それをしたくなってしまう」生き物なのである。「お金を使ってをいけない」と言われると、「お金を使いたくなるし」、「太るからラーメンを食べてはいけない」と言われると、「気づいたら二郎系のカウンターにいる」ようなものである。
しかし、「~~をしても良い」という考え方になった瞬間、急に物事をゲーム感覚で捉えられるようになり、楽しめるようになるのだ。不思議なものだがそれが人間の性であり、だからこそアダムとイブが「食べてはいけない」と言われたリンゴを食べたことで、この世の中が出来たのである。つまり、この法則は人類の起源にも起因している、れっきとした人類の習性なのである。
そもそも、「節約」や「倹約」といった言葉を聞いたときに、どこか「忍耐強く何かを我慢しなくてはいけない」イメージが浮かばないだろうか。そこで、”NMDを貯める”というマインドに置き換えて、どれだけ何も使わない日を作れるのか、というゲームに日常を変えるだけで全然違ってくる。
考え方を変える事、価値観を変える事、物事の見方を変えることだけで、自分の中での印象が大きく変わり、それが行動にも反映されるようになる。もちろん、これらに加えて固定費の見直しなど色々余分にかかっているお金を削減していくことは重要ではあるが、正直ハードルが高く難しいなと思ってしまう人も正直多いのではないだろうか。携帯を格安スマホに変えて、楽天経済圏を作って、ポイントはこれとこれを常に貯めて、ビールを発泡酒に変えて・・・。そんな面倒くさいことは、後回しにしよう!確かに、お金の蛇口が開けっ放しだと流れていってしまうのは分かる。しかし、家中の蛇口を一気に全部閉めるのはとても難しいし、時間がかかるし、知識が必要である。それに比べて、NMDを貯める為には、難しくもなく、時間もかからず、知識もいらない。それよりも、まずは一歩踏み出したという成功体験がとても大切なのである。何事も、最初の一歩を踏み出すのが一番難しい。だからこそ、この最も簡単な方法で一歩を踏み出して欲しい。例えあなたが1本のペットボトルでも、1つのお菓子でも買わないで過ごし、NMDを貯めたのであれば、その日は立派な貯金の為の一日なのである。
JINの1日(NMD)
NMDのイメージを分かりやすくするために、どんな1日を過ごした日をNMDとしているのか、わたしの例を参考までに紹介したい。
起床 ⇒ 家で朝食(食費=生活費なのでセーフ) ⇒ 通勤(通勤費=生活費なのでセーフ)⇒
午前仕事 ⇒ 昼食は大体いつもおにぎりを作って持っていく(昼食費はかからず)⇒
午後仕事(※尚、職場に給湯器がある為、水筒を持っていき、基本的に給湯器からお水を入れて飲んでいる=お水だけ飲んでいると、歯が黄ばまない為、おススメ) ⇒ 間食は基本しないか差し入れなど(仕事柄出張に行った人などがお土産でお菓子を買ってくることが多い職場)
退勤(通勤費=生活費なのでセーフ)⇒ 家で夕食(食費=生活費なのでセーフ)
食後にYouTubeや散歩、ブログなどの自由時間(通信費=生活費なのでセーフ)⇒入浴⇒就寝
逆に、日常で自分が娯楽費だと思っているのは、以下のようなものである。
- 金曜日の夜の外食(華金のお酒は欠かせない)
- 区民プールの利用料金(泳ぐと、雑念が水に溶けていき、頭がすっきり、ストレス解消)
- 休日のサウナ代
- 休日に相棒とお茶や外食、お出かけするときにかかるお金
- Amazonなどで娯楽品(漫画など)を購入したとき
まあ、実に簡単に自分で娯楽費だと思うものである。笑
結論!
節約、倹約と聞くと、どちらかというと「娯楽費も、生活費も切り詰める」というイメージがないだろうか?しかし、生活費を切り詰めるのは二段階目の中堅の人がすることであり、娯楽費を削るのは初級者がするものである。それでも、娯楽費を削るのが難しい為、娯楽費を削ることを娯楽にする、というマインドチェンジが今日、お伝えしたいことである。
みんな、今日この記事を読んだ瞬間から、「NMD」を意識するだろう。
さあ、ゲーム「NMD」の開始である。勇者、倹者(not賢者)、節者を集め、Fireの旅へ出かけたまへ。
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